大多喜町 西畑歳時記10月

神無月

二十日 恵比須講

全家庭で行われたどうかは定かではない。
恵比須講とは元来商家で商売繁盛を祝福して恵比寿様をお祭りするものであるが、農家である我が家では昔から普段は納戸の奥に祭ってある二人の神様を持ち出し、一升枡の上に揃えて据え、現金、酒、お頭付きの魚、新米の御飯をお供えしお灯明をあげて家計の安泰を祈った。

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つか坊と姉ちゃん